富山大学附属病院 消化器・腫瘍・総合外科(第二外科)

持続可能な外科医療
持続可能な外科医療
教室の紹介

持続可能な
外科医療

持続可能な外科医療を目指して
当教室では、医療の質と安全性を守り続けるために、持続可能な外科診療体制の構築に取り組んでいます。
外科医が専門性を十分に発揮しながら長く働き続けられる環境づくりこそが、患者さんにとって最善の医療につながると考えています。
外科医の負担軽減と診療の質の両立
外科医の業務は高度な集中力と判断力を要します。
その力を安定して発揮し続けるためには、適切な勤務体制とチームで支える診療体制が不可欠です。
当教室では、個々の努力に依存するのではなく、組織として持続可能な仕組みづくりを進めています。
手術交代制の導入 ― 安全性を担保した体制
長時間に及ぶ手術では、複数の外科医が連携して担当する手術医師交代制を導入しています。
これにより、集中力を維持しながら安全性を確保し、医師の身体的負担を軽減しています。
手術医師交代制は負担軽減のみを目的としたものではありません。
交代制を導入しても合併症が増加しないことを示すデータもあり、当科においても検証を行った結果、主要合併症率は低下していました。
【交代制による合併症の低下】
図1:手術交代制導入(適用)による主要合併症率の比較
安全性を最優先に、エビデンスと実データに基づいた運用を行っています。
シフト制・当番制による安定した診療体制
診療・当直・緊急対応はシフト制および当番制で運用しています。
特定の医師に負担が集中しない体制を整えることで、安定した医療提供を実現しています。
チーム全体で患者さんを支える体制が、診療の質の維持につながっています。
育児休暇の取得推進とキャリア支援
性別を問わず育児休暇の取得を推進し、ライフステージに応じた柔軟な働き方を支援しています。
育児と専門性の向上を両立できる環境を整えることも、持続可能な外科診療には不可欠です。
医局員みんなが働きやすい環境づくり
当教室では、互いに支え合う風土を大切にしています。
経験年数や立場にかかわらず意見を共有できる環境を整え、チーム医療を基盤とした診療を行っています。
メディア掲載
当院の持続可能な外科診療への取り組みは、多数のメディアで紹介されています。