後期臨床研修を始められるドクターへ
どの研修施設で後期臨床研修を始めるかはとても重要な問題です。
いろいろな施設へ見学に行ったり、先輩ドクターから話を聞いたりしながら、
自分の将来を見据えて研修プランを立てていることと思われます。
われわれ富山大学 消化器･腫瘍･総合外科（第二外科）では、研修医の皆さんに満足していただける
研修カリキュラムを用意し、皆さんの参加を待っています。
富山大学附属病院 外科専門研修プログラムでは、第一外科と第二外科が共同して研修を担当します。3年間で、心臓･大血管、呼吸器、末梢血管、消化器、乳腺、小児外科のすべてを経験し、
外科専門医資格を取得できる研修を、両科が共同して行います。
研修カリキュラム
特色
当科における研修カリキュラムとの特色として、次の点を挙げることができます。
01）研修の基盤を大学病院に置いた上で、富山県のみならず、全国の専門施設での研修を行える。
02）週2回の症例検討会や、大学附属図書館の豊富な蔵書や電子ジャーナルを駆使することにより、経験だけでなく理論に基づいた外科治療学を学ぶことができる。
03）国内外の主要な学会に参加し、症例報告や臨床研究の結果などを発表する機会を持つ。さらに論文を作成して業績とし、効率よく臨床経験を積むことで各種専門医をスムーズに取得できる。
04）後期臨床研修を3年で終了し、その後は大学院へ進学し、学位取得を目指すコースや、大学病院や関連病院でさらに臨床経験を積むコースなど多様な選択が可能である。
Early Exposure
富山大学 消化器･腫瘍･総合外科（第二外科）では、急性期から慢性期まで全身を診る事のできるgeneral surgeonのみならず、臨床研究や基礎研究を主体的に行うことのできるacademic surgeonの養成を目標に掲げ、研修教育に真剣に取り組んでいます。
また、これまでの外科医教育でいわれてきた「手術は見て覚えるもの」のような既成概念を取り払い、入局後1年目の早い時期から低難度手術だけではなく、ロボット支援下手術や腹腔鏡下手術を含めた中～高難度手術においても適切な指導の下で術者または第一助手として経験を積むことで早期に外科医としての責任と自覚を持たせるよう指導しています。
あなたを応援します
女性医師を目指している方にとって、家庭と仕事の両立は大きな課題だと思います。
また、外科に興味はあるけれど、やれる自信がない･体力に自信がない、といった不安を持っている方も多いと思います。
心配しないでください。
当科では、家庭も仕事も大切にしたい女性外科医の意見を尊重しながら、ライフイベントを大切にしつつキャリア形成を継続できるよう医局全体でバックアップしています。
休職（産休）はもちろん、勤務形態の配慮（夕方退勤、当直免除など）、医局の女性専用スペースの確保など女性が働きやすい環境づくりを目指しています。
外科に興味のある方が
いらっしゃれば
一度見学だけでも
お越しください。
医局員一同、
お待ちしています。
